樹木葬の豆知識

『樹木葬』について解説

2024年10月24日 樹木葬の豆知識

樹木葬について

樹木葬には大きく分けて墓石のあるタイプとないタイプの2つの種類があります。

墓石のあるタイプの樹木葬の特徴

墓石を設置するタイプでは、さまざまなデザインが可能です。家名や追悼メッセージ、故人が愛した花や趣味に関連するイラストなどを彫刻でき、個性を反映したお墓を作ることができます。これにより、特別な意味を込めた墓石を用意でき、墓参りの際にも故人を思い出すことができます。

形状と素材

墓石の形状には一般的な四角形だけでなく、円形やオブジェ風のデザインもあります(霊園によって異なるため、事前確認が必要です)。素材には耐久性に優れた白御影石や黒御影石が使われ、長く保存されやすいです。

個別の区画

各遺骨は個別の区画に埋葬されるため、遺族が特定の場所を訪れやすく、個別の供養が可能です。

墓石のないタイプの樹木葬

自然との調和

このタイプは自然を墓標とし、遺骨を樹木や花の下に直接埋葬します。石の墓標はなく、自然環境と調和した埋葬方法です。

費用の抑制

墓石を設置しないため、従来のお墓や墓石付きの樹木葬に比べて費用が安く済むことが多いです。これにより、経済的な負担が軽減されます。

環境への配慮

自然環境を壊さず、持続可能な埋葬法として注目されています。多くの場合、自然保護区や公園として管理され、周辺環境への悪影響が少ないです。


樹木葬のメリット

コストの低さ

従来の墓石に比べ、費用面での負担が軽減されます。また、子孫に負担をかけにくい点も魅力です。

管理の手間が少ない

永代供養の契約が多く、定期的な墓参りや墓石の管理が不要であるため、遠方に住む遺族にもメリットがあります。

個人単位から家族単位、先祖単位で埋葬できる

樹木葬では、家族や先祖を一緒に埋葬することができ、代々の供養を行うことが可能です。

宗旨・宗派を問わないことが多い

多くの樹木葬は、宗旨や宗派に制約がない場合が多く、誰でも利用しやすいです。


樹木葬のデメリット

場所の限定
樹木葬を受け入れている施設が限られ、希望する場所が近くにない場合があります。

(墓石のないタイプの樹木葬の場合) 墓標の認識が難しい

個々の墓石がないため、特定の故人を偲ぶ場所が不明瞭になることがあります。


樹木葬の使用期間

樹木葬には埋葬後の個別の区画の使用期間が定められていることがあります。
使用期間が終了すると、遺骨は別の場所に合祀される形になることが多いです。

墓石のある樹木葬では期限後も別の墓標が残ることがありますが、納骨方法が変わることがあるため、事前に確認が必要です。

墓石のない樹木葬では、遺骨が自然に還ることが前提となりますが、個別の場所を示すことは難しくなります。

樹木葬を選ぶ際には、これらの期限やその後の管理体制をよく確認し、希望に沿った形で供養されるかを事前に検討することが重要です。


樹木葬を選ぶときの注意点

霊園の管理体制

管理がしっかりしているか、長期的に供養が続けられるかを確認しましょう。

埋葬場所の確認

希望に合った場所を慎重に選びましょう。アクセスのしやすさも考慮する必要があります。

法的な確認

樹木葬が適法に行われている施設か、地方自治体の許可が適切に取得されているかを確認することが重要です。

将来の供養方法

個別の供養ができるか、合同供養になるかなど、供養形態の違いを理解して選びましょう。


ティアの樹木葬について

ティアの樹木葬の特徴をご紹介いたします。

最後に入られた方から約13年後に合同供養墓へ合祀され、その後は寺院が永代にわたり故人様を供養いたします。

※合祀する年数は寺院により異なります。

檀家になる必要はございません。宗旨・宗派に関わらず、どなたでも樹木葬をご購入いただけます。

販売会社であるティアが、生前の樹木葬の購入から葬儀、さらに葬儀後まで一貫してサポートいたします。

購入金額には管理費も含まれているため、後継ぎの心配がなく、安心してお任せいただけます。

生前にお墓を購入することを「寿陵(じゅりょう)」といい、縁起の良いこととされています。ぜひ、安心できる場所をお選びください。

現在のお墓の移動や墓じまいも承っております。専任スタッフが現地の確認とお見積もりのご提案をいたします。


まとめ

霊園によって、樹木葬の仕組みや金額などが異なるため、事前相談をする・見積もりをとることをおすすめします。
樹木葬選びにお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

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